ランド・ノリスは、マクラーレンとの新たな契約により、大幅な昇給が見込まれる。ランド・ノリスは、マクラーレンと新たな複数年F1契約を結び、2026年シーズン以降もウォーキングに本拠を置くチームにとどまることが決まった。Daily Mail は、2024年のF1世界選手権を前にマクラーレンと新契約を結んだランド・ノリスの年俸が「ほぼ倍増」すると報じた。
ノリスの年俸は最高で2,000万ポンド(約38億円)だったが、「契約終了までに倍増することは考えられないことではない」と同紙は伝えている高額なノリスの契約は、先週フェラーリとの契約にサインしたシャルル・ルクレールの条件と似ている。ルクレールも年俸はシーズンごとに上昇し、2029年には現在の年俸2500万ユーロの「約2倍」に上昇することになると伝えている。その結果、両ドライバーはF1ドライバーの年俸ランキングでさらに上位に浮上することになる。Forbesは、ランド・ノリスが2023年に6番目に高収入であると推定しているが、彼の新契約が終わるころには、彼はトップクラスにいる可能性がある。現在はマックス・フェルスタッペンが推定4,500万ポンド(約85億円)で最も稼いでいる。マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンCEOは以前、競争するための予算はあると警告していた。「今あるリソースは、まさに必要なところにある」「我々は利益を上げているレーシングチームであり、それは素晴らしいことだ。私たちは上限で運用している」「ドライバーも含めて、達成しなければならないことを成し遂げるのに、リソースが足かせになることはない」ザク・ブラウンはノリスの価値について「彼は非常に価値のあるレーシングドライバーであり、レーシングチームにとって大きな資産だ」と語った。「我々が彼をトレードしたいと思うような数字はない」マクラーレンは、ノリスの契約期間についての詳細は明かさなかった。ノリスは以前、2026年にフリーエージェントとなることが決まっていたが、現在はさらに3~4年マクラーレンと結ばれていると伝えられている。しかし、ノリスはまだ24歳であるため、今週のニュースによって他のチームが将来のシーズンに向けてノリスに目を向けることを思いとどまることはないだろう。マクラーレンは昨夏のアップグレードによってメルセデス、フェラーリ、アストンマーティンを抜き去り、レッドブルに最も近いコンペティターとなった。2024年F1シーズンの開幕時にはマクラーレンがレッドブルとトップ争いを繰り広げることが予想されている。