ランド・ノリスは、マクラーレンF1と新しい契約についての会話をスタートさせるのは、以前にはそうする必要がなかったため“ちょっとぎこちない”感じだったと語る。21歳のランド・ノリスは、ここまでの2021年シーズンで傑出したドライバーのひとりであり、競争力を高めたMCL35Mで第2戦で3位表彰台を獲得する輝かしいスタートを切り、現時点でドライバーズ選手権4位につけている。
マクラーレンF1は、5月19日(水)にランド・ノリスと2022年の新しい複数年契約を結んだことを発表。つまり、マクラーレンF1は少なくとも2022年はランド・ノリスとダニエル・リカルドというラインナップを継続する。ランド・ノリスは、契約交渉をしなければならなかったのは初めての経験であり、最初にCEOのザク・ブラウンは新しい契約についての会話をスタートさせたときにはぎこちなさを感じたと語る。「実際、しばらく前にザクと夕食に行ったときに僕が持ちかけた」とランド・ノリスはモナコで記者団に語った。「彼は未来について少し話していたので『その未来ついて今話を始めたい? それともシーズン後半の方がいい?』という感じで聞いてみた」「とにかく、いつ、どのように言い出せばいい分からなかったし、男が初めて女の子に話しかけるような感じだった。ちょっとぎこちない感じだったね」「当時、ザックとアンドレアスの間など、彼らはすでにチームとしてそれについて話し始めていたと思う。僕としては、それはできるだけ早く邪魔にならないようにしたかったものだった」「そこから話し合いが始まったし、すべてがそこから流れていった。以前の立場では必要なかったことなので、自分から言い出すのはちょっと変な感じだった」マクラーレンの新たな展開、そして、新しいレギュレーションが進行するなか、ランド・ノリスはF1での自分の将来をクリアにできたことを嬉しく思っており、チームは進歩を続けているので、エキサイティングな時代が到来すると考えている。「今いる場所に満足している」とランド・ノリスは語った。「チームを信頼しているし、彼らは僕を信頼してくれている。それはチームとの僕の立場を固めるだけだ」「あと数年間、F1にいることを確認できてうれしい。僕にとっては、シーズンの早い段階で邪魔にならないようにするのはいいことだ。もう考える必要はないからね」「ドライビングにだけ集中できるし、シーズン後半に他の人たちに違ったことを心配させることができる。それは僕にとってもチームにとっても良いことだ、僕たち将来に集中することができる」