マクラーレンでF1デビューを果たすランド・ノリスは、昨年F2でタイトルを獲得できなかったことが自分を“より良いドライバー”にしてくれると考えている。19歳のランド・ノリスは、ストフェル・バンドーンの後任として2019年にマクラーレンのドライバーに抜擢され、カルロス・サインツとパートナーを組む。
昨年のF2では今年ウィリアムズでF1デビューを果たすジョージ・ラッセルがチャンピオンを獲得し、ランド・ノリスは2位だった。3位のアレクサンダー・アルボンもトロロッソ・ホンダでのF1デビューが決定している。ランド・ノリスは、F2でチャンピオンになかったことをポジティブに受け止めていると語る。「ある意味、去年チャンピオンシップで勝てなかったことは、常に勝つことはできないということを学ぶという点で僕にとって十分に良い一年だった」とランド・ノリスはオートスポーツ・インターナショナルショーでコメント。「思い上がっているわけではないけど、僕はいつも良いチームにいたし、良い人々に囲まれてきた。それが良いドライバーになる助けになった。それがレースやチャンピオンシップに勝つ助けになった。僕は他のドライバーとは異なる経験をしてきた」「同時にF1は非常に異なるものだ。毎年、大きな変化があり、必ずしも自分の望んでいる場所にいれるわけではない。それが僕が学ばなければならないことだし、去年学び始めたことだ。どのように成長し、進歩するか、チームとしてどのようによくなっていくべきかというね」「F2とF3はワンメイクシリーズだ。変更できることは少ない。それでも他チームと差をつけることはできる。F1では全てが異なる。人々もクルマもエンジンもね」「総合的に良くなるためにはまとめなければならないことがたくさんある。そこが完璧には進まないと思っていることのひとつだ。でも、時間が経つにつれて良くなっていくと思っている。自分自身とチームを助けるという点で良いドライバーになるだろう。そして、いつかワールドチャンピオンを獲得できることを願っている」
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