ランド・ノリスは、2019年のマクラーレンとの契約が発表されたタイミングに驚いたと認め、来年の契約についてのニュースを知らせるまでもっと長く待つことになると予想ていたと述べた。ランド・ノリスは2017年にマクラーレンの若手ドライバープログラムに加入。2018年にリザーブドライバーに就任し、テストでの走行、ベルギーとイタリアではフリー走行1回目でマシンを走らせていた。
イタリアでマクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、4名のドライバーが候補だと語っており、ランド・ノリスに加え、ストフェル・バンドーン、セルジオ・ペレス、エステバン・オコンが2019年のカルロス・サインツのチームメイト候補に挙げられていた。マクラーレンは9月3日(月)にランド・ノリスがストフェル・バンドーンに代わって2019年のドライバーを務めることを発表したが、ノリスは昇格を伝えられたのはその前日だったと明かした。「日曜日にモンツァのブランドセンターにいた。たぶんみんなが考えているよりもずっと遅い時間までね」「チームの軽食として用意されているハリボー(グミのお菓子)をバックに入れようとしてオフィスに歩いていったら、そこにザクがいた」「僕は飛行機に乗らなければならないのでレースまでいることはできないと伝えた。そうしたら、彼が『君に伝えることがある』と言った。基本的に2019年についてのことだと言っていたし、家に帰るまでずっとそのことについて考えていた」「とにかくクールだったけど、発表されたときはさらにいい気分だった。クールな瞬間だった」「彼らはFP1で走るチャンスを与えてくれたけど、オコン、ペレスといったいろんな推測があったし、それが彼らの計画でちょっと調整していたんだと思う」「でも、彼らは僕が週末にやらなければならないことに集中させるために何も言わなかったんだと思う」マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、エステバン・オコンも候補だったが、メルセデスとの結びつきが不採用の理由のひとつだったと認めている。