ランス・ストロール(アストンマーティン)は、2026年F1第4戦マイアミGP決勝を17位で終えた。今季初の2台完走を果たした一方で、マシンの根本的なパフォーマンス不足が改めて浮き彫りとなった。決勝は悪天候の影響でスタート時刻が前倒しされ、ドライコンディションで実施。ストロールはミディアムタイヤでスタートし、序盤のセーフティカー導入による混乱の中でも走行を続けた。
戦略面では20周目にソフトへ交換し、さらに37周目にもソフトへ交換する2ストップ戦略を採用。しかし大きくポジションを上げることはできず、17位でレースを終えた。レース後、ストロールはまず完走と信頼性の改善を前向きに評価した。「今季初めて2台とも完走できたのは、マイアミでのポジティブな点だ」「僕たちはより多くの周回を重ねることができたし、今週末は振動も少なかった」一方で、戦略面の課題とともに、パフォーマンス不足への厳しい認識も示した。「結果的に見れば、タイヤ戦略はうまくいかなかった。でも信頼性の観点では正しい方向に一歩前進している」「これからはパフォーマンスに関わる問題に取り組む必要がある。改善すべき領域はたくさんある」さらにレース後の別インタビューでは、現在のマシンの競争力について率直な言葉で語っている。「特に楽しめるようなレースではなかった。いくつか問題もあったし、これまで抱えている課題がそのまま出ている」「ダウンフォースがないし、パワーもない。そこが僕たちが取り組まなければならない部分だ」信頼性の改善という前進はあったものの、ダウンフォース不足とパワー不足という根本的な問題が依然としてチームの足を引っ張っている。ストロールの発言は、アストンマーティンが直面する現状の厳しさを端的に示すものとなった。
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