ランス・ストロールは、F1カタールGPの予選でQ1で早々にリタイアを喫し、怒りをあらわにして、パーソナルトレーナーを突き飛ばしたようだと伝えられている。ストロールは17番手タイムでQ1でノックアウトとなったが、チームメイトのフェルナンド・アロンソはQ3まで駒を進めて4番グリッドを獲得している。
4戦連続のQ1敗退後、ストロールは明らかに不満を抱いており、そのフラストレーションをチームのメンバーにぶつけたようだ。ストロールはトレーナーのひとりと会話をしているところを目撃されており、ガレージの後方でそのトレーナーを突き飛ばそうとしたようだ。スカイスポーツのコメンテーターであるデイビッド・クロフトは、ストロールが苛立ちのあまり壁を殴ったのではないかと推測した。事件の様子はテレビカメラに捉えられていたが、ガレージの仕切りで後が見えなかったこともあり、どのような展開になったのかは完全には明らかになっていない。Lance Stroll… #F1 #QatarGP pic.twitter.com/M8MvkDs7z7— RedFlagFone (@RedFlagFoneEng) October 6, 2023 ランス・ストロール(17番手/1分26秒345)「今日は残念な予選だった。1本目はトラックリミットで削除され、2本目はトラフィックで中断せざるを得なかった。マシンのフィーリングは問題なかったけど、ペースが足りなかった。明日もまたチャンスがあるので、スプリントイベントに向けてできることを学んでいきたい」