ランス・ストロールは、ウィリアムズのF1ドライバーとしてトラックデビューを果たしたバルセロナテスト2日目を午前中だけで切り上げることになった。今年F1デビューを果たす18歳のランス・ストロールは、ウィリアムズ FW40でテストを開始。しかし、12周を走行したところでターン9でスピン。フロントウィングにダメージを負った。
しかし、ウィリアムズはスペアパーツを備えておらず、午後に走行することができなくなった。ウィリアムズのハフォーマンス・エンジニアリング責任者を務めるロブ・スメドレーは「ランスがスピンしたのは2度目の走行の6周目だった。グリップが特に低く、彼はスピンして、グラベルに突っ込んだ」と説明。「当たり障りのない事故だったが、残念ながら、事故のダメージがかなりあり、現在、我々は修理を進めている。いくつかのコンポーネントパーツはファクトリーに送り返さねばならない。明日のどこかの時点で戻ってくるだろう。今は明日の出来るだけ早くにトラックに戻れるように全力を尽くしている」ホロ苦デビューとなったランス・ストロールは「まだ序盤だし、数周しかできなかった。僕はとにかくFW40に真剣に取り組んでいるし、僕たちにはまだ多くの時間がある。ようやくクルマに乗って、雰囲気を掴めて良かったよ」とコメント。「言ったように、まだ始まったばかりだし、自分がどの位置にいるか、クルマがどの位置にいるかを知るまでにもっと多くの走行をする必要がある」「もっと多くのラップを重ねれば、もっとうまくイメージできると思う。緊張がほぐれてよかったよ。もっと走るのを楽しみにしている」
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