ロバート・クビサは、ウィリアムズでのF1テストドライバーとしての役割を楽しめているのは“嬉しい驚きだった”とし、他のドライバーがレースをするのを観るのはもっと難しいことだと予想していたと語る。今年、ウィリアムズのリザーブ兼テストドライバーを務めるロバート・クビサは、これまでスペインとオーストリアでのフリー走行、そして5回の公式テストでF1マシンを走らせている。
「僕にとって嬉しい驚きだった」とロバート・クビサは Autosport にコメント。「他人がレースをしているのを観るのはもっと難しいと思っていたけど、この機会は、レースドライバーとしてではないにしろ、チーム内でアクティブな役割をこなすことで情熱を持ち続けるチャンスを与えてくれるし、やりがいを感じている」「自分がレースをせずに他の人がレースをしているのをネガティブなものとは捉えていない」ロバート・クビサは、まだF1でレースに復帰するという気持ちに変わりはないが、自分のペースを印象付けるために懸命にプッシュする必要はないと語る。ロバート・クビサは、現在のウィリアムズのドライバーであるランス・ストロールのフォース・インディア移籍に関連し、ウィリアムズもしくはフォース・インディアでのレース復帰が噂されている。「『レースドライバーになることを目標しているのであればすべてを示さなければならない』と言う人もいるかもしれない。それは事実ではあるけど、自分が十分に優れていると信じたい人は信じるだろうし、そうではない人は言い訳を見つけるだろう」「重要なのはクルマに乗っているときの自分への自信だ。大きくプッシュする必要性は感じていない」ロバート・クビサは、今シーズンのコース内外の両方でウィリアムズの役割で貢献を果たしてきたが、ウィリアムズがトラブルシューティングに集中するのではなく、もっと強いクルマがあれば、さらに大きな貢献ができた可能性があると語る。「状況を解決するために頑張っているのが僕たちの状況だし、計画されていた僕の役割とは少し異なっている」とロバート・クビサはコメント。「クルマをスムーズに走らせられる状況であれば、大きなインパクトをもたらせたと思う。その一方で、僕はシミュレーターでも作業しているし、チームのその分野を改善させようとしている。技術ミーティングなどにも参加している。かなりオープンな立場だし、自分にとってもチームにとっても満足できる役割だと思っている」