ロバート・クビサは11日(火)、シルバーストンでウィリアムズの2014年F1マシン『ウィリアムズ FW36』でのプライベートテストを行った。ウィリアムズの広報担当は、ロバート・クビサが曇り空のシルバーストンで“チームとの成功した一日を完了させた”とコメント。しかし、それ以上の情報は明らかにされておらず、クビサが何周走行を実施したかなどはわかっていない。テストに使用されたマシンは、ランス・ストロールが昨年テストプログラムで使用していたFW36だと考えられている。
2011年にラリーでの事故で右腕に重傷を負ってF1から遠ざかったいたロバート・クビサは、今年、ルノーとのプライベートテストで6年ぶりにF1マシンをドライブ。F1復帰を目指して、ルノーと3回のテストを実施。ルノーも2018年のドライバー候補としてロバート・クビサを評価していた。しかし、ルノーは2018年のドライバーとしてカルロス・サインツとの契約を発表。ロバート・クビサのルノーでのF1復帰の道は断たれた。だが、その後ウィリアムズのドライバー候補に浮上。2018年のランス・ストロールのチームメイトの座を、フェリペ・マッサ、ポール・ディ・レスタ、パスカル・ウェーレインと争っている。今回のテストは、ロバート・クビサがウィリアムズのテストに慣れるために実施されたもの。来週にはハンガロリンクでポール・ディ・レスタとの“シュートアウト”テストが実施される予定となっている。ポール・ディ・レスタは、F1ハンガリーGPで体調不良のフェリペ・マッサの代役として急遽参戦。短い準備時間にも関わらず、印象的なパフォーマンスを披露している。ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるパディ・ロウは、2018年のF1シート候補としてロバート・クビサとポール・ディ・レスタをテストすることを認めている。「我々は二人のドライバーをテストする。そのテストで何をするかについての情報は伝えられない。それは我々に関するプライベートな問題だ。我々が検討しているのはそのドライバーたちだけではないと強調しておきたい」パディ・ロウは、フェリペ・マッサとも2018年のドライバー候補として交渉は続けているが、チームには時間をかけて検討する余裕があると述べた。「我々は来年にむけた最後の空席のひとつのようだ。もちろん、フェリペは候補に入っており、我々のリストの非常に高い位置にいる。だが、我々は様々な検討を行っている」「ランスはシーズンを通して大きな進歩を遂げた。我々はガレージの反対側でランスを補完するドライバーを必要としている。正直、あらゆるオプションを検討している。その範囲はほぼ無制限だ。あらゆるアイデアを検討していく。「我々はそれほど急いでいない。確実にベストなラインナップを起用したい」Robert Kubica testing today in SilverstoneVideo : Rallypl #Kubica #F1 #wiliams pic.twitter.com/CHy8d6uHfk— rallypl.com (@rallypl) 2017年10月11日
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