元F1ドライバーのロバート・クビサが、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでロータスの2012年F1マシン「E20」での走行を披露した。2006年から2010年までBMWザウバーとルノーで76戦を戦ったロバート・クビサは、2011年のプレシーズンにラリーで事故を起こして右腕に重傷を負い、F1キャリアは途絶えた。
ラリーに転向したロバート・クビサは2013年から2016年までWRCに参戦。順調な回復を見せ、6月6日(火)にルノーがバレンシアで実施したプライベートテストで6年ぶりにF1マシンをドライブ。F1復帰の噂も囁かれるようになった。そのような憶測が冷めやらぬなか、ロバート・クビサは先週末グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで再びF1マシンのステアリングを握った。走行を終えたロバート・クビサは「いい気分だね」と Sky Sports にコメント。「過去数年で感じたなかでも最高のフィーリングのひとつだ」「素晴らしい経験だった。フェスティバル・オブ・スピードについては多くの素晴らしい話を聞いていた。ここにいられることは本当に喜びだ」「驚くべきイベントだし、とても楽しい勝った。ファンも僕と同じくらい楽しんでくれていたいいね」「バレンシアでルノーと2012年マシンをテストできたのは素晴らしい機会だった。OK、ここでの走行はショーにすぎないし、時間を楽しむためのものだ。でも、バレンシアでのフィーリングと感情はと特別だった。素晴らしいものだったよ」ロバート・クビサには、F1アゼルバイジャンGPでのセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの接触をどう思うかとの質問が向けられた。セバスチャン・ベッテルは、ルイス・ハミルトンに“ブレーキテスト”をされたとしてマシンをぶつけたことで、報復したとの批判を受けている。その件についてFIAは改めて調査を進めている。「ある種のボーダイラインだったと思う」とロバート・クビサはコメント。「個人的な感覚では、セブはちょっと反応しすぎたと思う。やり過ぎだったね。でも、起こり得ることだ」「認めがたいときもあると思うけど、彼は十分に知的だと思うし、自分がちょっとやりすぎたことをわかっていると思う」「それはレースの一部だ。バトルが白熱したときは、きちんと神経を落ち着かせて、集中し、野心的でいることが重要だ。「でも、ワールドチャンピオンを争っているときは全てをコントロールし続けるのは簡単なことではない」Robert Kubica's last run of the day @fosgoodwood - amazing to see so many fans here! #FOS pic.twitter.com/XHZGrhZMWt— Renault Sport F1 (@RenaultSportF1) 2017年7月2日
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