ロバート・クビサが、レース復帰となるラリーの会場で現在の状況について語った。昨年2月のラリーでの事故で右腕に重傷を負ったロバート・クビサは、今週末イタリアで開催されるラリー“ロンデ・ゴミトロ・ディ・ラナ”にスパル・インプレッサで参戦。まだF1カーを運転できるほど手首の機能は回復していないことは良く知られているが、回復にむけた大きなステップを果たしている。
ロバート・クビサは、将来F1に復帰できるくらいに回復することを願っているが、まだその目標を達成するには長い道のりだと認めた。「もちろん、他の場所で復帰したかったけど、今回はリハビリにおけるよりアクティブなフェーズだ」とロバート・クビサはイタリアのテレビチャンネル SkySport24 のインタビューでコメント。「以前いた場所(F1)に復帰できることが望みだし、僕にとってそれは十分に素晴らしいゴールだ。でも、ここビエッラにいることは、厳しい20〜21ヶ月を思えばもちろん感情的なことだ」「ステージタイムは気にせずに楽しめることを願っているよ。非常に長い期間の後、ドライビングの方法を再確立して、より腕の回復させることが重要だからね」「20年間ドライバーをしているし、僕の体はある程度のことには慣れている。そのように感じられるのは運転している間だけなので、様子をみてみたい」F1復帰の可能性についてロバート・クビサは「自分自身にはパーセンテージや最終期限は決めていない。今はさっきも言ったようにここにいることに満足している」とコメント。「人生では本当に望んでいることでなくても満足しなければならないときがある。その時間が今だ。でも、ここにいることに満足しているとは言ったけど、それが最終的なゴールだと思う」「将来どうなるかを話すことはできない。正直、僕自身もわからないからね」「もちろん、来年、フルに活動できるようにあらゆることをしていくつもりだ。その間に何をしていくか決めるつもりだ。高性能マシンでいろいろなトラックテストをしてきたけど、なにをすべきか、何が最適か、F1という目標が手の届くものなのかどうかは自分で決める必要がある」「来年することが将来の見解になるのは確かだし、2014年かもしれないけど、正直、それについては考えていない」「確かなことは、僕がここでロンデ・ゴミトロ・ディ・ラナに参加しているということだ。(来週末)サン・マルティーノ・ディ・カストロッツァに同じクルマでスタートするチャンスは85〜90%だ」
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