ヘイキ・コバライネンが、マクラーレンの不平等な扱いに不満を述べた。まだチームでの将来が確定していないコバライネンの発言は、マクラーレンへの最後の一矢か?マクラーレンは、来季のルイス・ハミルトンのチームメイトとして、キミ・ライコネンやジェンソン・バトンの獲得を検討しているとみられ、コバライネンはトヨヤかルノーへ移籍するとの噂が持ち上がっている。
マクラーレンは、ドライバーを平等に扱っていると主張しているが、コバライネンはハミルトン優先と主張。2007年にマクラーレンと決別したフェルナンド・アロンソも同じような発言をしていた。「ルイスがいつも新しいパーツを最初に受け取るということを納得するのは難しかった。このことについて騒ぎ立てようとは思わなかった。でも、特にチャンピオンシップ優勝の可能性がなくなったあとは、一度でいいから僕のマシンに新しいパーツを着けてくれたら良かったのにね」「公に不満を言うこともできたけど、そうはせずに僕は与えられるマシンで全力を尽くすことをチームに証明してきた。彼らはそれをわかってくれていると思う」コバライネンは、パーツだけでなく、戦略面でも平等に扱わされいなかったと主張。「今シーズン、ハミルトンと僕が予選でQ3に残ったときは、いつも僕の方が燃料が多かった。燃料量を考えれば、何度かポール・ポジションをとれたはずだった」しかし、コバライネンは2010年もマクラーレンに残留する可能性を否定していない。「マクラーレンはまだ決断を下していないと100%確信している。彼らがどうするかは見てみないとね」