クリスチャン・クリエンが、中国GPのために上海へ旅立つという。2004年にジャガーでF1デビューしたクリスチャン・クリエンだが、今年はF1からは離れている。クリエンは、レッドブルのシートを失ったあと、ホンダとBMWのテスト兼リザーブドライバーを務めていたが、今年はプジョーのル・マンのリザーブドライバーが唯一の役割となっている。
クリエンは今週、プジョーのスポーツカーのテストを行う予定だが、そのあと第4戦F1中国GPが行われる中国に向かうという。先週末、ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスは、ブルーノ・セナとカルン・チャンドック、そしてF110のパフォーマンスを評価するために、経験のあるF1ドライバーを雇い、金曜日のプラクティスセッションで走らせることを検討していることを明らかにしている。ヒスパニア・レーシングの金曜ドライバーとしては、クリスチャン・クリエンの他にジャンカルロ・フィジケランの名前もあがっている。クリスチャン・クリエンは、2010年のレースドライバーとして“F1交渉をしている”ため、プジョーにはまだコミットメントできないと語る。「(プジョーの)テストの直後にチームと接触を保つために上海に向かう」とクリスチャン・クリエンは、自身の公式サイトでコメント。「僕たちが見てきたようにかなり早く変わっていくときもある。レース場は近道だし、物事がより簡単に進むことがあるんだ」
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