クリスチャン・クリエンは、まだヒスパニア・レーシングに残っている2011年最後のレースシートを争っていると主張している。ヒスパニア・レーシングのシート候補は、前回のテストに参加したヴィタントニオ・リウッツィとジョルジオ・モンディーニだと考えられている。しかし、昨年ヒスパニア・レーシングで印象的なパフォーマンスをみせたクリスチャン・クリエンは「マネージャーのロマン・ルンメニゲが、(ヒスパニア・レーシングの)チーム首脳と絶えず連絡をとっている」と述べた。
クリスチャン・クリエンは、ヴィタントニオ・リウッツィとジョルジオ・モンディーニが最近テストをしたからといって彼よりも有利な立場にいるとは考えていない。「全てのテストは2010年マシンで実施されたけど、僕は昨シーズン5つの週末でレースをしている」またクリスチャン・クリエンは、2005年にレッドブルのコックピットをシェアしなければならなかったヴィタントニオ・リウッツィと再び対決しなければならないことは皮肉だと認めた。「でも、僕とトニオは長年にわかって親友のままだ」「いつも通り、僕たちは彼のヒスパニア・レーシングでのテストの後に電話で話をした」「たとえ誰がシートを獲得したとしても、僕たちの尊敬の念に満ちた関係が変わることはない」クリスチャン・クリエンは、どこか他のチームでサードドライバーを務めることが“プランB”だと述べた。「どちらもうまくいかなければ、どこか他でレースを探すことは間違いないだろう」