佐藤公哉は、GP2第2戦スペインのレース2を15位で終えた。佐藤公哉「スタートはホイールスピンが多すぎました。良くも悪くもなかった。今日は雨上がりのレースで、乾いていると思われたアウト側のラインを、昨日のように1周目では使って渋滞を抜けようとしました。しかし、思いのほかグリップしませんでした」
「そのためにポジションキープ、あるいはイン側から突っ込んできたドライバーに抜かれたかもしれません。レースペースについては、僕たちのクルマは強かったと思います。ただ、低速コーナー立ち上がりのトラクションが決定的に不足していて、ホイールスピンに悩まされました。コーナー進入のブレーキングでは前のクルマとの差を詰められるのですが、コーナー出口が遅いので抜くに抜けません。とりあえずペースが遅い前のクルマを追いかけて、レース終盤に前を行くドライバーたちのタイヤが終わってから、ようやく何台か抜きました。でも、最後尾争いなのでぜんぜんダメですね。とにかくスタート位置と、スタート直後の1周目でいかに渋滞を抜けるかが今後の課題です」
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