ケビン・マグヌッセン F1出場停止に“王手”の暴走ぶりに厳罰を求める声

そして、レース中にローガン・サージェントと接触したことで与えられた2ペナルティポイントにより、彼のライセンスは合計10ポイントとなった。つまり、自動的に出場禁止まであと2ポイントというところまで来ている。残りのシーズンでさらにペナルティポイントを獲得するようなことがあれば、ケビン・マグヌッセンはペナルティポイントシステムに引っかかる最初のドライバーとなる。注目すべきことに、ケビン・マグヌッセンはライセンスのポイントをノーポイントで2024年のシーズンに臨んだが、物議を醸したサウジアラビアGPでアレックス・アルボンと衝突して以来、すべてを獲得したライセンスのポイントは12か月間保持されるため、オーストラリアで来年のシーズンが始まる前の週である2025年3月9日まで、彼の最初のポイントは消えないことになる。ケビン・マグヌッセンは今年4件のインシデントで10ペナルティポイントを獲得している。サウジアラビアGP – 3 ポイントアレクサインダー・アルボンとの衝突の全面的または主な責任として中国GP – 2ポイントRB角田裕毅との衝突の主な責任としてマイアミGPスプリント – 3 ポイントルイス・ハミルトンとのバトル中にコースを離れてアドバンテージを得たことに関してマイアミGP – 2ポイントローガン・サージェントとの衝突に全面的な責任ペナルティーポイントを与えられただけでなく、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを守るため、ライバルに対して強気なディフェンスを見せたことで、マグヌッセンのドライビングにスポットライトが当たることもあった。マイアミでは、スプリントでのドライビングがスポーツマンシップに反するという疑惑で召喚されたが、FIAのスチュワードは彼が別個の制裁を受けるほど悪意ある行為ではなかったと判断した。しかし、マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラは、違反を繰り返した場合はより厳しく扱う必要があると率直に語った。「他の競技者に損害を与えるという意図的な行為の事例があり、この行為は同じレース内で永続し、同じシーズンにわたって繰り返される」とステラは語った。「罰則が累積されるなんてありえない。指数関数的であるべきだ。5＋5＋5＝15であってはならない。5＋5＋5で、週末は家で家族と過ごし、自分のスポーツマンシップを反省してから出直す必要があるかもしれない」しかし、出場停止処分が目前に迫っているということは、ケヴィン・マグヌッセンはスチュワードからさらにペナルティポイントを課されるリスクが現実のものであることを承知しているため、異常なことをする前によく考えるかもしれないことを意味している。サージェントとの接触でペナルティを受けたことを知った後、日曜日のマイアミで行われたレース後のメディア・ペンで、彼がいつもと違って口数が少なかったのもそのためだろう。ローガンの状況についてどう思いますか?コメントしないほうがいい...コメントは控えた方がいい。では、不満ですか？ノー。ペナルティは間違っていたと思いますか？コメントしないほうががいい。では、ステラがあなたについてコメントしたことについてはコメントしたくないということですね？その通り。オーケー。レースのルールについて何か答えや明確さが必要ですか？そうだね。