ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1マイアミGPのスプリントレースでスチュワードが「例外的な状況」と評した一連の違反で3ペナルティポイントを科された。マグヌッセンは、スプリントレース中にコースアウトで4つのペナルティを科された後、「スポーツマンらしくない行為」で引き続き調査を受けている。
そのうち3回は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)と争っている間にコースを離れてアドバンテージを得たとして10秒のタイムペナルティを受けたものだ。スチュワードは、「このような違反に対するペナルティのガイドラインでは...ペナルティポイントゼロで10秒のペナルティが基本となっている 」と指摘。しかし、ガイドラインにはこうも記されている。「指示されたポイントは、特定の違反に対する規範となることを意図している。スチュワードは、軽減または悪化する状況を考慮し、これらを変更することができる。ただし、スチュワードの審査ポイントを上げる権限は、例外的な状況でのみ使用されることを意図している」「1回のセッションでコースを離れてアドバンテージを得たのが3回目であったことを考慮し、これをより悪質な状況であると判断したため、ペナルティポイントを3点課すことにした」この制裁により、マグヌッセンのペナルティポイントは合計8ポイントとなった。シーズン終了までにこのポイントを失うことはないため、今年中にさらに4つのペナルティポイントを獲得すれば、自動的に出場適し処分を受けることになる。ペナルティーポイントが科される前、マグヌッセンはタイムペナルティーは正当なものであり、ハミルトンを遅らせることでチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを助けようとしていたと語った。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿