F1バルセロナテスト2日目にルノーのアップグレード版エンジンを初めて試したケビン・マグヌッセンは、是非ともF1モナコGPでそのエンジンを使いたいと述べた。ケビン・マグヌッセンは、今週のインシーズンテスト最終日にルノーのテストを担当。ルノーは今回のテストに、F1カナダGPで投入予定のアップグレードエンジンを走らせている。
初日は走行を担当したエステバン・オコンは、すぐに速さを実感したとコメント。レッドブルのダニエル・リカルドも好感触を得ており、ケビン・マグヌッセンと同じくF1モナコGPでの投入を希望している。 新しいパワーユニットをモナコで使いたいかと聞かれたケビン・マグヌッセンは「ああ、もちろんだよ。実際に使うかどうかにかかわらず、僕はそう望んでいる。決めるのは僕ではないけどね」 ケビン・マグヌッセンは、1周目から旧スペックからのドライバビリティの劇的な改善を感じたという。 「率直に言うと、走っていてとても感触のいいエンジンだ。ドライバビリティは古いエンジンより確実にいい。確かにパワーも増しているけど、ドライバーにとって直線での速さは実感しにくいものだ。時速330kmと333kmの違いはなかなかわからない」「でも、エンジニアがデータを取っているので後で教えてもらえるはずだ。今重要なのはパワーユニットのドライバビリティがいいことだ。そのおかげで、僕たちは通常通りに仕事を続けられる」 ツイスティでテクニカルなモンテカルロの市街地サーキットは論理的にエンジンのアップグレードに最も適した場所とは言い難い。「ドライバビリティの重要性に関していえば、モナコは他の場所とそう変わらないと思う。どこでドライブしようと、パワーを感じてそれをコントロールできることは重要だ。言った通り、このパワーユニットは実際に古いものよりも優れている。まだそれほど作業はできていないにもかかわらずだ。ピットを出てすぐにドライバビリティの良さを感じたし、パワー面でも進歩しているといいね」関連:F1バルセロナ インシーズンテスト2日目:マックス・フェルスタッペンがトップ
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