マクラーレンは、リザーブイドライバーを務めるケビン・マグヌッセンとの契約を更新しないだろうと Autosport が報じている。2014年のフルタイムのレースシートを含め、2年間マクラーレンの一員だったケビン・マグヌッセンだが、限られた来シーズンのシートを手にするために最終戦アブダビGP後にチームを離れることになりそうだ。
新たなリザーブドライバーには、今年のGP2チャンピオンを獲得したストフェル・バンドーンが就任するとみられている。先月、マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、ケビン・マグヌッセンが他でシートを獲得することを妨げるつもりはないと認めていた。現在、ケビン・マグヌッセンは、ハースのシート候補に挙げられているが、メキシコGPにむけてエステバン・グティエレスがハースの2人目のドライバーとして発表されるとの見方が強い。Autosport は、ケビン・マグヌッセンが、ジャン・エリック・ベルニュ、ジョリオン・パーマーとともにロータスのロマン・グロージャンの後任候補に挙げられていると報道。また、メルセデスのリザーブドライバーを務めるパスカル・ウェレーイン、現ドライバーのウィル・スティーブンス、アレキサンダー・ロッシとともにマノーのシート候補にも含まれているという。今週、ジェンソン・バトンは、ケビン・マグヌッセンにはF1シートを獲得する実力があると力説した。「2014年初めにあったケビンは、シーズン終了頃に見た人物とはまったくの別人になっていた」とジェンソン・バトンは BT にコメント。「彼は、一緒に働いて過ごした12ヶ月間でとても多くのことを学んだ。しばしば、彼は限界まで僕を攻めていたし、何度か僕の限界を超えることさえあった」「空席となっている残りのF1チームのチャンスを彼が手に入れられるかどうかはわからないけど、彼は獲得できるなかでベストドライバーであることは確かだし、空席があるチームには彼を推薦したい」「彼はF1でレースをするだけでなく、F1でチームの成功を助けられる男だ」
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