マクラーレンのリザーブドライバーを務めるケビン・マグヌッセンは、バルセロナテストでクラッシュを喫したフェルナンド・アロンソの代役を務めたことで、今年のインディカー参戦のチャンスを逃したようだ。新生マクラーレン・ホンダが、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンというチャンピオン経験者をレースドライバーに起用したため、ケビン・マグヌッセンはリザーブドライバーに追いやられたものの、他のカテゴリーに参戦する可能性は残されていた。
ケビン・マグヌッセンンは「インディカーのオプションを考えていたんだ」は f1news.ru に明かした。「実はあるチームと契約にサインしかけていた。でも、僕のプライオリティは常にF1だからね」「オーストラリアでフェルナンドの代役を務めたときにインディカーは不可能になったし、そのアイデアを断念した」 ただ、ケビン・マグヌッセンはインスタレーションラップでトラブルに見舞われ、結果的にレースをスタートすらできず、代役の任務は大きな失望とともに終わりを迎えた。 マクラーレンのリザーブドライバーに専念するというケビン・マグヌッセンは「そうだね、全てのレースに行く。他の仕事はしない」と述べた。また、ケビン・マグヌッセンによると、父ヤンがコルベットを走らせているル・マンのスポーツカーレースに参戦する可能性も潰えたという。 「もうシートはすべて埋まってしまったたからね。ル・マンはおもしろいけど、今ではない」「もちろん、レースはしたいけど、僕はまだとても若いし、諦めていない。僕の目標はF1だ。たとえ今はちょっと退屈でもね。僕は我慢強いしね」 「僕が今後もマクラーレンに留まるのか、もしくはチームが他チームに居場所を見つけてくれるのかは分からないけど、サードドライバーの役割が最善のチャンスをもたらしてくれると思っている」 だが、2015年にもう一度MP4-30を走らせるチャンスについては「そうできればいいけどね。何日くらいかはわからないけど、1〜2日あればいいね」と語った。
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