マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、開幕戦での表彰台以降、苦戦が続いているケビン・マグヌッセンはルーキーらしい足跡を辿っていると考えている。ケビン・マグヌッセンは、F1デビュー戦となったオーストラリアGPを3位でフィニッシュし、ダニエル・リリカルドの失格処分を受けて2位に繰り上がった。
しかし、第2戦以降は目立った活躍がなく、F1マレーシアGPとF1バーレーンGPではオープニングラップでキミ・ライコネンと接触事故を起こし、F1中国GPではパフォーマンス不足により13位に終わった。「グロージャンとペトロフの経験を思い出す」とエリック・ブイユは語った。「彼らは同じプロセスを辿った。残念ながらそれが学習曲線というものだ」 「彼らには経験が必要であり、クルマを理解しなければならない。F1のセットアップはジュニアカテゴリーよりも更に複雑だ。また、ドライブするのが難しいクルマに乗っているという事実は役に立たない」ケビン・マグヌッセンは4レースで20ポイントを獲得しており、チームメイトのジェンソン・バトンの23ポイントに迫っている。
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