元F1ドライバーのヤン・マグヌッセンは、今年グランプリの常連にはならないかもしれない。ヤン・マグヌッセンは、スポーツカーレースに出走するため、開幕戦オーストラリアGPでの息子ケビン・マグヌッセンのF1デビューを見逃した。ヤン・マグヌッセンは「6000マイル離れたところからレースを観戦するのはあまり楽しくなかった。何度もこんなことはしたくないね」と語った。
ヤン・マグヌッセンは、息子をサポートするために自身のレーシングキャリアをあきらめるべきかどうか検討しているが、2戦目のF1マレーシアGPはトラックサイドで観戦した。ケビンが生まれたとき、まだ10代だったヤン・マグヌッセンは「ケビンがF1に参戦しているので、自分のキャリアをどのくらい続けるか、いろいろ考えている」と述べた。「今の仕事に集中するか、ケビンの側にいるかを決めなくてはならない」しかし、4戦目のF1中国GPで、ケビン・マグヌッセンはひとりで世界を転戦した方がいいと明かした。父親がレースを辞めて自分のサポートをするのを歓迎するかと質問されたケビン・マグヌッセンは、一瞬沈黙して「あまり歓迎しない」と答えた。「一人でいることにかなり満足している。だから、家族が近くにいると気が散るように感じる」ケビン・マグヌッセンは、父親とレーシングやF1について話すのは楽しいが「レースでは役に立たない」と述べた。