ナレイン・カーティケヤンは、ヒスパニア・レーシングの2人目のドライバーもチームに資金をもたらすことになると考えている。現在ヒスパニア・レーシングは、ナレイン・カーティケヤンのチームメイトを探しており、ヴィタントニオ・リウッツィが有力候補とされているが、リウッツィには十分な資金がないとされている。
チームメイトもチームに資金を持ち込まなければならないかと質問されたカーティケヤンは「もちろん、彼はチームに資金をもたらしてくれるだろう」とコメント。報じられたところではカーティケヤンは、インドの自動車メーカーであるタタを含め800万ドル(約6億6,500万円)のスポンサー資金を持ち込んだとされている。「フィールドの半分がチームに資金を持ち込んでいる。変わったことではないよ」しかし、ナレイン・カーティケンは、ヒスパニア・レーシングには2011年にむけて堅実なプランがあると確信している。「チームは、マーケティング面でいくつか新しいアイデアを持っているし、その分野でも前進できると感じている。シーズン中の十分な資金はある。でも、F1ではお金はいくらあっても歓迎だ」ナレイン・カーティケンは、次のバルセロナテストで投入される予定のF111によってヒスパニア・レーシングが前進できると確信している。「エンジニアと話しているし、デザインやダウンフォースの値も見ている。F111はポジティブな方向に進んでいくだろう」「できるだけ早く新車を準備できれば最高だろうし、関与している全員が、それを実現させるために無休で働いている」「でも、新車の開発は非常に注意深くコントロールされたプロセスだ。デザインチームと生産チームが、それを問題なく行ってくれると確信している」2011年以降のプランについて質問されたカーティケヤンは「ヒスパニア・レーシングに留まることが長期的なプランだ」と述べた。