F1から撤退し、ステファンGPとの契約も終了となったが、トヨタのケルン本部はまだ活動している。ザウバーのオーストラリアGPのプレビューで、小林可夢偉はアルバートパークのレイアウトを学ぶために“トヨタのシミュレーター”で走行を行ったことを明らかにしている。ステファンGPはトヨタの技術サポートを受け、トヨタのマシンとエンジンを含めた2010年パッケージでレースをする予定だったが、参戦権を与えられなかった。
そのためトヨタとステファンGPの提携は解消となり、参戦に備えてバーレーンに送られていた全ての機材は、ケルンに戻ったとされている。トヨタは3月12日に声明を発表。F1ファクトリーは“新しい時代”に突入しており、“外部クライアント”のために200名の現場スタッフを揃えていることを明らかにした。ケルンのF1施設にはレーザーでマッピングされた14サーキットのデータを採用したドライビングシミュレーター、CFD能力、2つの風洞、製造機器、テストリグを備えられている。木下美明TMG副社長は「2010年以降、様々なクライアントからのチャレンジに応えていくことを今から楽しみにしている」と述べている。
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