2021年のF1世界選手権で7年ぶりの日本人F1ドライバーとしてデビューする角田裕毅は、予選Q1で2番手タイムを記録してファンを沸かせたが、最終結果は13番手と日本人ドライバーのデビュー戦予選最高位記録を更新することはできなかった。過去にF1フル参戦を果たした日本人ドライバーの中で、デビュー戦の予選最高位は2009年のF1ブラジルGPでの小林可夢偉の11番手。前戦日本GPでトヨタのレギュラードライバーのティモ・グロックがクラッシュして脊椎を負傷したことで、リザーブドライバーを務めていた小林可夢偉が代役参戦を果たした。
13番手で予選を終えた角田裕毅は「初めての予選は13位。ミディアムの感触がイマイチで少し悔しい結果になりましたが、Q1はよかったです!決勝に向けて、ギリギリまでやれることは全てやります。マシンは好調なので楽しみですイイね」と自身のTwitterに投稿した。ちなみに日本人ドライバーの予選最高位は小林可夢偉(2012年ベルギーGP)と佐藤琢磨(2004年ヨーロッパGP)の2番手。決勝での最高位は小林可夢偉(2012年日本GP)、佐藤琢磨(2004年アメリカGP)、鈴木亜久里(1990年日本GP)の3位表彰台となっている。