小林可夢偉が、チャリティマラソン「Wings for Life World Run」の日本会場アンバサダーに就任。発表会後に2015年のレース活動についての現状を語った。昨年、ケータハムからF1復帰を果たした小林可夢偉だったが、シーズン後半にチームの財政状況は悪化。終盤戦ではチーム自体がレースに参戦できないという事態にまで陥った。
2015年は各チームがすでにドライバーズラインナップを確定させており、レースドライバーとしてのF1参戦は絶望的となっている。F1にこだわりを見せている小林可夢偉だが、昨年12月には日本のスーパーフォーミュラのテストにも参加。初めて乗るマシンでトップタイムを叩き出してみせた。スーパーフォーミュラに参戦するとの噂もあるが、小林可夢偉は「まだ何も決まっていない」というコメント。「現状、本当に何も決まっていないし、どの契約書にもサインしていません」「もちろん色々な話はあるけれど、自分が出来る最大限の力を発揮できる場所が、狙うべき場所だと思っているけど、そうでないのであればレースをする意味はない。自分の中でしっかり整理した上で決めたいと思っています」また2016年のF1復帰に関しては「もちろん諦めていないし、それを確実にするために何が出来るのかも模索している」と小林可夢偉は述べた。Wings for Life World Runは、脊髄損傷の研究を国際的に進めている非営利団体「Wings for Life」への研究資金寄付を目的として始められたチャリティマラソン。世界33か国、35会場で約5万人以上のランナーが同時刻にスタートする大規模なイベント。通常のマラソンとは異なり何kmを走り切るというゴール設定がなく、スタートから30分後に動き出す「キャッチャーカー」に追い抜かれた時点でレースが終了。一番長くキャッチャーカーから逃げ切ったランナーが世界チャンピオンとなるユニークなものだ。日本会場のアンバサダーには、小林可夢偉のほか、今年5月に日本で初開催するRed Bull Air Race World Championship 2015にアジアから唯一の参戦をする室屋義秀選手、100kmマラソン世界記録保持者であり2014年度 Wings for Life World Runに参加した砂田貴裕氏、そして元Jリーガーで、脊髄損傷による引退後に車椅子バスケットボールの選手として4回連続でパラリンピック日本代表として活躍した京谷和幸氏の4名が就任した。
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