元F1ワールドチャンピオンのニキ・ラウダは、F1イギリスGPでの小林可夢偉のピットでのアクシデントを「数年見てきたなかで最も愚かなミスのひとつ」だと酷評した。小林可夢偉は、2回目のピットストップで止まり切れずにピットクルーを撥ね、2人のクルーが医療センターに運ばれた。
このアクシデントに対し、小林可夢偉には2万5000ユーロ(約250万円)の罰金が科せられた。今回のF1イギリスGPで、ザウバーは優勝のダークホースに挙げられており、ジェンソン・バトンさえもがC31がおそらくフィールドで最高のマシンだと述べていた。だが、チームメイトのセルジオ・ペレスもパストール・マルドナドとの接触でリタイアし、ザウバーはノーポイントでシルバーストンを離れた。ベテラン記者のロジャー・ブノアは、ザウバーにドライバーラインナップを再考するよう求めた。「数回Blickに書いてきたが、このドライバーデュオではザウバーに将来はない」