小林可夢偉は、バレンシアテスト初日にザウバーの新車C30で6番目タイムを記録。ザウバーは、今回のテストでC30の基礎を築くことができると自信をみせた。ザウバーで2シーズン目を迎える小林可夢偉は、トップのセバスチャン・ベッテルから1.852秒遅れの1分15秒621というタイムでセッションを終えたが、C30のポテルシャルについて結論を出すのはまだ早いと述べた。
C30の初テストはセンサートラブルにより困難な一日となったが、小林可夢偉は進捗に満足していると述べた。「クルマは問題ないです」とC30での初テストを終えた小林可夢偉はコメント。「現時点ではそれほど判断することはできませんし、テストしなければならないことはたくさんあります。でも、クルマは問題ありません」「センサーに問題があって、プログラムのすべては完了できませんでした。マシンでテスト作業はしましたが、基本的にはすべてがうまく働くかのチェックでした。それが今日の内容です。まだセットアップしなければなりませんが、時間がありませんでした」また小林可夢偉は、11月にアブダビでピレリタイヤを初めて試したときと比較して、タイヤのデグラデーションは改善されたが、それでもまだ一貫性はなかったと述べた。「彼らはアブダビからタイヤを変更してきたので、かなり驚きました」「デグラデーションは改善されていましたが、タイヤに一貫性がなかったのでマシンでの作業はとても難しかったです」「でも、それは誰にとっても同じことだし、彼らはロングディスタンスでの作業でタイヤを改善させようとしていましたね」