ジョリオン・パーマーが、F1中国GPへの意気込みを語った。上海インターナショナル・サーキットの挑戦は?去年FP1で走っているので、トラックについてそれなりのアイデアはある。かなり気温が低くなる可能性があるし、フロントタイヤにグレイニグが生じるロングストレートもチャンジだ。リア・リミテッドだったバーレーンとはほぼ正反対だ。
かなり独特なターン1のようにいくつか非常にテクニカルなコーナーがある。それ自体が連続コーナーみたいになっているし、バックストレートに向かうところにも長いコーナーがあって、そこでも左フロントにグレイニングが発生しやすい。ストレートはとても長いし、DRSゾーンもあるので、そこで前のクルマとできるだけ接近して、スリップストリームを使って追い抜くことを目指していくし、その後にはどこでブレーキをかけるかを考えることになる。カレンダーの中でも最長のストレートのひとつだし、まさに1周の終わりにそこを迎えることになる。ポテンシャルを最大限に発揮する必要があるし、ミスは許されない。ストレートが長いということは、タイヤの温度も下がってくるということだし、ブレーキの温度も下がる。コーナーに向かうときにはその両方が最大の機能を発揮できるようにする必要がある。レイアウトはレースに向いていますか?トラックには2つの面がある。最後にヘビーブレーキングのある本当に長いストレートがあって、そこからターン1へ向かって2つのDRSゾーンがある。だから、そこにオーバーテイクのチャンスがある。ミドルセクターは高速コーナーが多いし、どう対応するかが難しくなる。そこでは前のクルマを追いかけるのは簡単なことではない。でも、コーナー自体は挑戦しがいがある。上海ではタイヤをどう労わるかが重要な要素になる。2つのレース週末は予想通りでしたか?オーストラリアはシーズンのキックオフとしては本当に良かったし、僕たちは考えていたよりもちょっと前にいた。全てのプレシーズンテストでの準備が成果を挙げたと思う。バーレーンはよりチャレンジングだった。あまりしっくりこない週末だったけど、チーム内の全体的なフィーリングは素晴らしい。バーレーンを振り返っていかがですか?いくつか小さな問題があったし、パフォーマンスを最適化することができなかった。中国に向けてその全てに対処しなければならない。クルマのベースラインはうまくバランスがとれていし、僕たちに必要なのはあろ少しのパフォーマンスだ。それは今後やって来るものだと思うし、全てがいい感じだ。スタートにむけてグリッドに着く前にレースから外れなければならなかったことにはどれくらいフラストレーションを感じましたか?かなりがっかりしたよ! 全てのプラクティスセッション、予選、報告会、レースへの作業を完了しているのにスタートさえできないんだからね。週末の最もアドレナリンが出ているときだし、最も楽しみにしている部分だ。本当にフラストレーションを感じるよ。ウォームアップラップは全てが計画通りに進んでいたし、タイヤも望んでいたところに持って行けていた。最終コーナーで2速に落としたら、突然ハイドロリックに問題が発生した。ブレーキ、ステアリング、ギアが壊れてしまった。僕にとっても、チーム全体にとっても期待外れだった。僕が参戦した他のシリーズでは1レース以上あったけど、グランプリは週末に1つのレースしかない。問題が発生したら、それでゲームオーバーだ。ライトが消えるのを見る前に荷造りするなんて落胆するよ。ガレージからレースを見ていて、どのようなことを考えましたか?予選ペースよりもレースペースの方がいいのはわかっていたので、順位を上げるのを楽しみにしていた。ケビンがやっていたようにね。僕たちは2台揃ってトップ10入りできたはずだ。関連:2016 F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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