2026年F1日本GP決勝は、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が今季2勝目を挙げ、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。セーフティカーの影響で展開が大きく動く中、ジョージ・ラッセルは4位、ランド・ノリスは5位、ルイス・ハミルトンは6位となり、鈴鹿では上位争いと中団で激しいバトルが繰り広げられた。
その一方で、オリバー・ベアマン(ハースF1チーム)の大クラッシュや、ランス・ストロール(アストンマーティン)のリタイアなど波乱も相次いだ。ここでは決勝を戦い終えた各ドライバーたちが、それぞれのレース内容と課題、そしてマイアミまでのインターバルに向けた思いを振り返る。1位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)「2勝目を挙げられて最高の気分だ。ポールからのスタートは悪くて、多くのポジションを失ったことに自分自身腹が立っていた。でもミディアムタイヤでクリーンエアに入ってからは、かなりペースを上げることができた。セーフティカーのタイミングには恵まれ、それで首位に立てたし、自分にとってはずっと楽になった。あれがなければどうなっていたかは分からないけれど、なくても今日は優勝を争えるだけの速さがあったと感じていた。このシーズンのミニブレイクに入るには最高の形だ。この瞬間を楽しみたいが、その時間をうまく使って自分が改善できる部分にも取り組むつもりだ。チームとしても、最初の3戦に勝ったとはいえ、さらにレベルを上げ続けなければならないことは分かっている。今日は本当に厳しい戦いだったし、この好調を維持するのが簡単ではないことも分かっている。マイアミまでの時間をうまく使って、シーズン再開時に強い位置につけられることを願っている」2位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「ちゃんとスタートを決めれば、僕たちはそれなりにやれるね。今日はいい結果だったし、セーフティカーがなければ何が起きていたか本当に興味深かったと思う。ジョージを抑えられていたし、ピットストップ前には実際に少しずつ引き離してもいた。あのままどうなっていたのか見られなかったのは残念だ。でも現時点で2位で悔しがれるというのは、僕たちにとってかなりいい場所にいるということだと思う。チームには本当に感謝している。与えられた条件の中で僕たちは本当にいい仕事をしたと思う。まだ少しパフォーマンスを見つける必要があるのは明らかだけれど、今日は得られるチャンスをすべて生かした」3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「今回は本当にハードに戦わなければならなかった。セーフティカーでは少し運がなかったので、前のクルマを追いかける展開になった。ピットストップ後の最初の数周でいくつかポジションを失ったけれど、最終的には早めに止まったことは大きな不利にはならなかった。最後まで持たせるために、かなり慎重に走ってタイヤをうまくマネージしなければならなかった。レース自体は良かったし、オスカーに追いつくには少しペースが足りなかっただけだ。でもそれでもポジティブなレースだったし、エネルギーマネジメントをうまく使ってジョージの攻撃から表彰台を守り、チームにいいポイントを持ち帰ることができた。次の数週間を使って見直しを行い、マイアミで再び走る前にいくつか前進できるよう取り組んでいく」4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今週末はかなり運が悪かったし、それは残念だった。今日は間違いなく優勝争いの中にいたからだ。難しいスタートのあと、なんとか2番手まで戻っていたけれど、セーフティカーが出る1周前にピットに入ってしまった。それでレースの様相が変わってしまったし、残念ながら3番手でリスタートしたあと、まずはハーベスティングの上限に達したこと、そして予想外のスーパークリップの結果として、さらに2つポジションを失った。かなりフラストレーションのたまる展開だったが、レースというのは時にそういうものだ。今週末を見れば、ライバルたちが今はかなりうまくクルマを最適化し始めているのは明らかだ。僕たちはシーズンのスタートを素晴らしい形で切ったが、今日見たようにライバルはすぐ後ろまで迫ってきている。次のカレンダー上の空白期間で全員がさらに開発を進めることになるだろうし、マイアミでコースに戻ったときには本格的な戦いになることは分かっている」5位:ランド・ノリス(マクラーレン)「チームにとって力強い1日で、ポジティブな点がたくさんあった。スタートはすごく良かったし、特にクリーンエアでは、僕たちの競争力のあるペースをもう少し見せることができた。タイヤマネジメントのやり方には満足しているし、終盤にルイスを抜けたのも良かった。パワーユニットのデプロイメントでも明らかに大きく前進したし、このコースは僕たちのクルマに合っていた。2位と5位はいい結果だし、チームが懸命に取り組んでいる成果の表れでもある。正しい方向に向かっている証拠だ。ここからファクトリーに戻って、この長めのレース間隔の間にしっかり作業し、マイアミにベストな状態で戻ってこられるよう集中していく」6位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「厳しいレースだったし、明らかに望んでいた結果ではなかった。最初のスティントはタイヤマネジメントの面では良かったが、単純に戦えるだけのペースがなかった。今はその理由を理解し、改善する方法を見つけることに集中している。次のレースまで1か月あるので、この最初の3戦のあらゆる細部を分析し、より強くなって戻ってこられるようにする」7位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日は終始本当に激しいレースだったし、7位でまたポイントを獲れたことをとてもうれしく思う。すごくいいレースだったし、チームも終始うまくマネージしてくれた。セーフティカーの前後でまるで2つの異なるレースがあったような感じだった。今シーズンここまで見てきた内容からすると、レースはかなり波乱含みだったので、どこかでセーフティカーかVSCが入るだろうとはたぶん予想していた。レース前半では後ろのクルマたちに対していいギャップを築けていた。その後、セーフティカー後はマックスから25周にわたって大きなプレッシャーを受けた。かなり守らなければならず、4度のワールドチャンピオン相手にそれは簡単ではないので、ポジションを守り切ってしっかりポイントを確保できてうれしい。チームにとってポジティブな週末だったし、前にいるより速い何台かのチームか...