2026年F1日本GP予選Q2は、まさかの大波乱となった。マックス・フェルスタッペンが敗退し、さらにルーキーのアービッド・リンドブラッドがQ3進出を決めるという劇的な展開が鈴鹿で繰り広げられた。メルセデス、フェラーリ、マクラーレンが上位争いを展開する中で、中団グループは再び僅差の攻防となり、最後の1周で明暗が大きく分かれる結果となった。
フェルスタッペン敗退 レッドブルの不調が露呈最大の衝撃は、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが11番手でQ2敗退を喫したことだ。セッション中からマシンの挙動に苦しんでおり、「マシンに何か問題があると思う。完全にドライブできない状態だった」と無線で訴える場面もあった。最終アタックでは一時はQ3圏内に踏みとどまったものの、他車のタイム更新により押し出される形で脱落。今週末を通じて指摘されてきたパフォーマンス不足が決定的に表れた形となった。リンドブラッド躍進 鈴鹿でQ3進出その一方で大きなインパクトを残したのが、アービッド・リンドブラッドだ。最終ラップでタイムを伸ばし10番手に浮上。これによりフェルスタッペンを押し出し、見事Q3進出を果たした。初めて走る鈴鹿でのこの結果は驚きであり、元F1ドライバーのジョリオン・パーマーも「驚異的な仕事だ」と評価した。フェラーリとマクラーレンが拮抗上位争いではシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリが互いにトップタイムを更新し合う接戦となった。ルクレールはセッション終盤にトップに立ち、フェラーリがポール争いに絡む速さを示した。一方でピアストリも新品タイヤで強力なラップを記録し、マクラーレンの競争力も際立った。メルセデス勢も安定して上位に位置し、キミ・アントネッリは引き続き高いパフォーマンスを維持。三つ巴の争いはQ3に持ち越されることとなった。中団は再び僅差 勝負は最終ラップへ中団グループでは最後のアタックまで順位が確定しない混戦となった。ニコ・ヒュルケンベルグは最終セクターでタイムを伸ばせず12番手に後退。エステバン・オコンやリアム・ローソン、フランコ・コラピント、カルロス・サインツJr.も僅差の中で敗退となった。わずかなミスやセクタータイムの差が、そのまま脱落に直結するシビアな展開だった。Q2敗退ドライバー■ 11番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)■ 12番手:エステバン・オコン(ハースF1チーム)■ 13番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)■ 14番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)■ 15番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)■ 16番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)フェルスタッペンの敗退という波乱を経て、予選は最終決戦のQ3へ。若手の台頭と勢力図の変化が交錯する中、ポールポジション争いはさらに激しさを増していく。
全文を読む