2024年のF1世界選手権 第4戦日本GPで、マックス・フェルスタッペンは鈴鹿サーキットで3戦連続のポールポジションを獲得したが、思い通りに走れたわけではない。フェルスタッペンはチームメイトの猛追を受け、後方では印象的なドライバーや苦戦を強いられるドライバーなど、さまざまな興味深い結果に終わった。ここでは、鈴鹿サーキットの予選の事実と統計をを紹介しよう。
■ レッドブルは27回目のフロントロー独占を果たしたが、2022年のアブダビ、2023年のバーレーンに次いで過去6年で3回目に過ぎない。■ 鈴鹿F1の34レース中、コンストラクターのフロントロー確保は16回目となる。■ フェルスタッペンの5戦連続ポールポジションは、2023年のモナコGPとシルバーストーンGPに続いてキャリア2度目となる。■ フェルスタッペンは昨年は0.581秒差でポールポジションを獲得したが、今年はわずか0.066秒差だった。■ セルジオ・ペレスは鈴鹿で12回目の出場で初めてトップ3スタートを獲得した。ランド・ノリスが2年連続で3番手につける。■ ランド・ノリスは3番手となり、鈴鹿では2年連続で予選3番手となった。前戦オーストラリアでも3番手からスタートした。■ カルロス・サインツは予選4番手で、過去2回予選でチームメイトを上回ってレースに勝利している。4番手はシーズン最低スタートに並んだ。■ 鈴鹿で優勝者がフロントロー以下から勝ち上がったのは過去33年間で3回しかない。■ フェルナンド・アロンソは5番手となり、過去10年間の鈴鹿での最高スタートとなった。■ オスカー・ピアストリは6番手となったが、Q3のタイムはフロントローからスタートした昨年より0.698秒速かった。■ ルイス・ハミルトンは今季最高のスタート枠となる7番手を獲得。2年連続で7番手からのスタートとなる。■ シャルル・ルクレールは予選8番手となり、フェラーリドライバーとして彼の最悪の鈴鹿スタートとなった。彼は今年、今週末まですべてのレースでトップ4以内の予選を終えていた。■ ジョージ・ラッセルの9番手は、これまでのシーズンで最低の予選結果となった。■ 角田裕毅は3戦連続でQ3進出。ホームイベントでは2年連続となる。最後に3戦連続のQ3出場を果たしたのは、2021年の最後の3レースだった。角田裕毅はQ3進出で母国ファンを沸かせた。■ ダニエル・リカルドの11番手はシーズン最高のスタートであり、2022年に鈴鹿で最後にレースをしたときも12番手からスタートした。■ ニコ・ヒュルケンベルグの12番手は、2017年以来の鈴鹿での最高位。■ バルテリ・ボッタスは13番手で、メルボルンの成績に匹敵し、キック・ザウバーにとって今季最高のスタートとなった。■ アレックス・アルボンは予選14番手となり、今季ワーストのスタート順となった。■ エステバン・オコンは15番手で、2大会連続でQ1突破となったが、彼のチームメイトは今季これまでの全レースでQ1敗退となっている。■ ランス・ストロールは鈴鹿で3年連続Q1敗退となった。■ ケビン・マグヌッセンは今年初めてQ1敗退となった。■ ローガン・サージェントは、今年はこれまでのところQ1を突破できていない。周冠宇は3戦連続で予選最下位となった。
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