F1が2020年に日本、アゼルバイジャン、シンガポールに向かうことなく、アゼルバイジャンに関しては近日中にも中止が正式発表されると海外メディアは予想している。F1は、ヨーロッパで開催する序盤8戦の改訂版カレンダーを発表し、現在、それ以降のスケジュール調整に取り組んでいる。だが、新型コロナウイルスの状況は変化し続けており、その作業は非常に困難なものとなっている。
しかし、F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは2020年シーズンに15~18戦を開催することを望んでいると述べていたが、今ではそれは実現可能なものだと考えられるようになってきている。Gazzetto dello Sport のジャーナリストであるアンドレア・クレモネーゼは、少なくとも3つの会場が延期ではなく、キャンセルとして発表されると予想する。アンドレア・アレモネーゼは「バークは白旗を上げるだろう。数時間とは言わないが、数日以内にキャンセルが発表されるだろう」と Formula Passion に語った。「シンガポールと日本にも同じことが言える。ホンダの本拠地である日本はオリンピックを2021年に延期しなければならなかった」「しかし、アゼルバイジャンがなければ、ムジェロでのグランプリが現実のものになる可能性がある。フェラーリにとって、そのサーキットで1000回目のGPを祝う機会となる」「中国はおそらく開催されるが、ベトナムは来年スタンドに観客を入れてデビューすることを計画している」新型コロナウイルスの発生源である中国は、最初にキャンセルされたグランプリだったが、F1ができるだけ多くのレースをできるようにダブルヘッダーを開催する可能性が報じられている。アンドレア・クレモネーゼはさらに次のように付け加えた。「リバティが非常に望んでいるステージであるアメリカではレースが開催されるだろう。おそらくメキシコだがブラジルは大きなリスクにさらされている」「カレンダーに十分なレースがない場合は、アブダビでの決勝前にバーレーンでレースが開催される」チェイス・キャリーは6月末までにすべてが解決されることを望んでいるが、F1は残りのカレンダーを完成させるのに急いでいない。F1は3つの大陸で開催すれば世界選手権として成立し、リバティ・メディアは15戦以上を開催すれば、テレビ放映権の収入を得るとされている。ヨーロッパでの8戦とムジェロ、中国、アブダビ、バーレーンでダブルヘッダーを開催すれば、その条件は満たされることになる。
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