0.096秒。F1イタリアGPの金曜に行われた予選で最速タイムを記録したバルテリ・ボッタスと2番手タイムのルイス・ハミルトンとの5.793kmのモンツァサーキットでのタイム差はわずかだった。今季2回目のレース形式の『スプリント予選』が実施されるF1イタリアGP。本来ならフリー走行2回目が行われる枠で土曜日のスプリント予選のスターティンググリッドを決めるQ1~Q3のエリミネーション形式での『予選』が行われた。
『ポールポジション』という称号はスプリント予選の勝者に与えられるため、『予選』で最速タイムを出したドライバーのスタッツに追加されることはないが、メルセデスのバルテリ・ボッタスが、チームメイトのルイス・ハミルトンを0.096秒の僅差で上回り、スプリント予選のポールスタートを決めた。メルセデスはスプリント予選のフロントローを独占した。1番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「ポールポジションは素晴らしい気分だし、本当に楽しかった。走りを楽しめた。最後まで抑えの効いた美しいラップだったと思う。クルマのなかでリラックした気分になっていたし、チームとしての仕事に満足している。特にレッドブルとのギャップを見れば、僕たちのパフォーマンス予想よりも強力だったし、一日を通してマシンの感触は良かった。レースペースでも同じだといいね。パワーユニット交換によって日曜日に後方からスタートすることは分かっていたけど、焦点は明日に置いているし、できる限り多くのポイントを獲得したいと思っている。日曜日が戦いになることは分かっているえkど、ペースはいいし、そこからでも力強くフィニッシュできると確信している。でも、僕たちの目は明日を見据えているし、また良い一日を過ごしたい」2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「まずはバルテリを祝福したい。本当にメガラップだったし、とにかく彼は速かった。最後にそれに匹敵することができなかったし、非常にふさわしい結果だと思う。特に今週初めに出たニュースもあるし、バルテリはとてもいい走りをしているのを見るのは素晴らしいことだ。僕の方は何らかの理由で最後のセッションで少し苦労したし、ベストなセッションではなかった。でも、全体的に僕たち全員が僅差だったし、チームとしてフロントローをロックアウトできたことをうれしく思っている。明日は良いスタートを切って、チャンスを最大限に生かす必要がある。今年は多くのポイントを失っているし、すべてのポイントが本当に重要なので、このスプリント予選の週末を活用する必要がある。フォーマットはエキサイティングだし、イタリアのファンが持ってきたのは素晴らしことだ。彼らに良いショーを見せられることを願っている」
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