2020年のF1世界選手権 第9戦 F1トスカーナGPの決勝が9月13日(日)にムジェロ・サーキットで行われ、2度の赤旗中断となる大荒れレースでルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝した。ホンダF1エンジン勢は、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが3位でフィニッシュしてF1初表彰台を獲得。ダニール・クビアトが7位入賞。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)はオープニングラップに別々の接触でリタイアを喫した。
ファステストラップは優勝したルイス・ハミルトンが記録した。2020年 F1トスカーナGP 決勝 結果・速報1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)2.バルテリ・ボッタス(メルセデス)3.アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)4.ダニエル・リカルド(ルノー)5.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)6.ランド・ノリス(マクラーレン)7.ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)8.キミ・ライコネン(アルファロメオ)9.シャルル・ルクレール(フェラーリ)10.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)11.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)12.ロマン・グロージャン(ハース)DNF.ランス・ストロール(レーシングポイント)DNF.エステバン・オコン(ルノー)DNF.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)DNF.ケビン・マグヌッセン(ハース)DNF.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)DNF.カルロス・サインツ(マクラーレン)DNF.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)DNF.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)【レース展開】ダニール・クビアト(11)、キミ・ライコネン(12)、ロマン・グロージャン(15)、ジョージ・ラッセル(18)、ラティフィ(19)がミディアムタイヤを選択。それ以外のマシンはソフトタイヤでレースをスタートする。1周目:ボッタスがトップに浮上。フェルスタッペンが失速して後方で接触に巻き込まれてリタイア。ピエール・ガスリーはキミ・ライコネンとロマン・グロージャンに挟まるカタチで接触してリタイア。キミ・ライコネン、セバスチャン・ベッテルはピットに入ってマシンを修復。この事故でセーフティカーが導入される。7周目:リスタート。しかし、後方でケビン・マグヌッセン、カルロス・サインツ、アントニオ・ジョビナッツィ、ニコラス・ラティフィがクラッシュ。赤旗中断となった。赤旗中にはブレーキに問題を抱えていたエステバン・オコンがリタイアを選択する。メルセデスの2台はミディアムタイヤに交換、クビアトとグロージャンはソフトに交換。(1)ボッタス(2)ハミルトン(3)ルクレール(4)アルボン(5)ストロール(6)リカルド(7)ペレス(8)ノリス(9)クビアト(10)ラッセル(11)ライコネン(12)ベッテル(13)グロージャン(14)オコン9周目:フォーメーションラップを経て、スタンディングスタートでレースは再開。(1)ハミルトン(2)ボッタス(3)ルクレール(4)ストロール(5)ペレス(6)リカルド(7)アルボン(8)ノリス(9)クビアト(10)ラッセル15周目:リカルドがペレスを抜いて5番手に浮上。18周目:ストロールがルクレールを抜いて3番手に浮上。ルクレールは19周目にリカルド、20周目にはアルボン、21周目にペレスにも抜かれ、22周目にピットインしてハードタイヤに交換する。28周目:4番手走行のリカルドがミディアムに交換。ノリスがペレスを抜いて5番手に浮上。ライコネンがハードに交換するもピットで大幅なタイムロス。29周目:ペレス、ベッテル、グロージャンがピットイン。翌周にはノリス、クビアト、ラッセルもタイヤを交換。30周目:ストロールがピットンしてリカルドの後ろで復帰。リカルドがアンダーカットを成功させる。31周目:ハミルトンの7秒後方で2番手を走行していたボッタスがハードに交換。32周目:ハミルトンがピットインしてトップでコースに復帰。アルボンもピットイン。ストロールの後ろの6番手でコースに復帰する。(1)ハミルトン(2)ボッタス(3)リカルド(4)ストロール(5)アルボン(6)ペレス(7)ノリス(8)ルクレール(9)クビアト(10)ラッセル38周目:ルクレールがミディアムに交換。12番手でコースに復帰。44周目:ストロールが高速のアラビアータでクラッシュしてセーフティカー。ハミルトン以降がピットに入ってタイヤを交換する。翌周にはハミルトンもタイヤを交換する。45周目:赤旗中断(1)ハミルトン(2)ボッタス(3)リカルド(4)アルボン(5)ペレス(6)ノリス(7)クビアト(8)ルクレール(9)ラッセル(10)ベッテル全員12台がソフトタイヤに交換してレースはリスタート。スタートでリカルドが2番手に浮上するが、翌周にボッタスが取り戻す。ポイント圏内にいたラッセルが最後尾に落ちる。ライコネンに5秒ペナルティ残り10周(1)ハミルトン(2)ボッタス(3)リカルド(4)アルボン(5)ペレス(6)ノリス(7)クビアト(8)ライコネン(9)グロージャン(10)ルクレール51周目:アルボンがリカルドを抜いて3番手に浮上。2番手のボッタスとの差は2.5秒。チェッカー:ルイス・ハミルトンが今季6勝目。2位にバルテリ・ボッタス、3位にアレクサンダー・アルボン
全文を読む