ムジェロ・サーキットで9月11日~13日に第9戦として開催されるF1トスカーナGPは、2020年のF1世界選手権で初めて観客の入場が認められるレースとなりそうだ。新型コロナウイルスの世界的な大流行によって開幕が7月まで遅れた2020年のF1世界選手権は、これまで行われた7戦すべてが無観客で開催されている。これは次戦F1イタリアGPも変わらない。
だが、ムジェロ・サーキットで開催されるF1トスカーナGPでは今季初めて有観客レースとなるようだ。イタリアのトスカーナ地方の知事であるエンリコ・ロッシは、1日あたり最大3,000人の観客を承認する予定とされている。3,000人の観客は、サーキットの3つの大きなスタンドに分かれて、トラック所有者であるフェラーリの1000回目のグランプリを祝う。「サーキットには3つの非常に大きく、十分に分離されたグランドスタンドがある。そのため、パブリックイベントの全国的な1000人の制限は、各グランドスタンドの定員制限と合理的に見なすことができる」「専用の駐車スペース、体温調節対策、ソーシャル、マスク、公共のアクセスが確保されるだろう」とエンリコ・ロッシは語った。