アイザック・ハジャーは、マックス・フェルスタッペンが自身と同じ問題に苦しんでいることは「安心できること」だと語り、レッドブル・レーシングのRB22が抱える課題はドライバー固有のものではないとの認識を示した。ハジャーは、もし自分と4度のF1ワールドチャンピオンであるフェルスタッペンのフィードバックが異なっていれば、自分自身を疑っていただろうと説明。一方で、両者が同じ問題を訴えていることは、自身にとって「良いニュース」だと受け止めている。
ハンガリーGPではフェルスタッペンが、RB22の深刻なオーバーステアやメカニカルグリップ不足を厳しく批判。「タイヤのようにマシンが劣化していく」「予選では周回を重ねるごとに悪化していった」と不満を口にしていた。一方のハジャーも、ハンガロリンクではRB22の"スイートスポット"を見つけることができず、乗り心地にも苦しんでいたと明かしている。フェルスタッペンと同じ課題は「安心できる」ハンガリーGPを6位で終えたハジャーは、チームへのフィードバックがフェルスタッペンと一致しているかと問われ、次のように語った。「そうだね。それは安心できることだ。そうでなければ、自分自身を疑うことになっていただろう。だから、それは良いニュースなんだ」今季開幕から11戦を終えた時点で、ハジャーは近年レッドブルのセカンドシートを務めたドライバーの中でも、予選ではフェルスタッペンとの差を最も小さく抑えている一人となっている。しかし本人は、決勝でのレースペースに課題が残っていると考えている。「予選でいつも差が小さい理由も、そこにあると思う」「僕に必要なのは最初のスティントの答えなんだ。そこが本当にフラストレーションを感じた部分だった」「それ以外は、この週末はすべて順調だった」課題はコーナー進入時の安定性さらに、レッドブルのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェが、中速コーナーでのアンダーステアを改善する必要があると語っていたことについて意見を求められると、ハジャーはより根本的な問題を指摘した。「コーナー進入時の安定性を改善する必要がある。そこが解決できれば、その先の改善も進められるだろう」フェルスタッペンとハジャーが共通して同じ症状を訴えていることは、RB22の課題がドライバー個人ではなくマシン特性に起因していることを裏付けている。今後のアップデートによってレッドブルがこの問題をどこまで解消できるかが、シーズン後半のパフォーマンスを左右する重要なポイントとなりそうだ。