タチアナ・カルデロンが、2022年にAJフォイトレーシングからインディカーに参戦することが決定。ROKiTがスポンサードする11号車を走らせる。タチアナ・カルデロンは、AJフォイトにとって初の女性ドライバーとなり、2022年のインディカー・シリーズの17ラウンドのうち、ロードレースとストリートレースの12ラウンドに出場する。
昨年、セバスチャン・ブルデーのAJフォイトの14号車をスポンサードしていたグローバルメディア企業ROKiT Groupは、2022年にチームとのパートナーシップを拡大。カイルカークウッドの14号車とタチアナ・カルデロンの2台を支援する。ダルトン・ケレットのエントリーはK-LineInsulatorsによる後援を継続する。昨年夏にミッドオハイオでAJフォイトでテストを行ったタチアナ・カルデロンは「ワクワクしていますし、NTTインディカー・シリーズでレースをする機会を与えてくれたジョナサン・ケンドリック(ROKiT共同創設者兼会長)、ROKiT、AJフォイトレーシングにとても感謝しています」と語った。「11年前に米国でシングルシーターのキャリアを始めて以来、インディカーは私にとってリファレンスでしたし、今年グリッドに並べることは夢の実現だ」「今シーズンの最初のレースのためにセントピーターズバーグに到着するのが待ちきれません! 今後のチャレンジを十分に把握していますが、これは一生に一度のチャンスであり、それを最大限に生かしたいと思っています」アルファロメオF1のテストドライバーを務めて、過去2年間、日本のスーパーフォーミュラに参戦していたタチアナ・カルデロンは、今週、セブリングでカイル・カークウッドとともに2年度のインディカーのテストを実施する。チームプレジデントのラリー・フォイトは「ROKiT AJフォイトレーシングチームの継続と拡大にワクワクしている。 14号車のカイル・カークウッドに11号車のタチアナ・カルデロンが加わることを歓迎する。2位だとも非常にクールなROKiTのカラーリングとなる。タチアナはミッドオハイオでのテストで多くのポテンシャルを示した」とコメント。「4号車のK-Line Insulatorsシボレーにダルトン・ケレットが加わったことで、我々の3台のマシンのチームはエキサイティングなシーズンを迎えると思う」FIA世界耐久選手権とスーパーフォーミュラに参戦した2020年からタチアナ・カルデロンのキャリアを支えてきたジョナサン・ケンドリックは「世界中のROKiTブランドの全体的なマーケティングにおける我々の基本原則の1つは、モータースポーツにおける女性のサポートとプロモーションだ。その原則の一部として、我々は長い間タチアナをサポートしてきた」とコメント。「我々は彼女の才能とカリスマ性を早い段階で認識し、成長と発展を遂げてきた。したがって、今シーズン、カイル・カークウッドROKiTsイボレー 14号車と並んで、タチアナがROKiTシボレー11号車をドライブすることで、ラリーとAJフォイトレーシングとのパートナーシップを拡大できることに非常に興奮している」「我々は、タチアナがすでに世界中の多くの若い女性ドライバーのロールモデルであることを私たちは知っている。NTTインディカーシリーズの巨大な露出は、彼女のリーチをさらに拡大し、より多くの女性がモータースポーツに参加するためのインスピレーションになると思っている」インディカーに女性ドライバーが参戦するのは、2013年にKVSHレーシングに所属したシモーナ・デ・シルヴェストロ以来となる。
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