アレックス・ザナルディは、インディ500参戦を目指していることを明らかにした。2度のCARTチャンピオンであるアレックス・ザナルディは、2001年にラウジッツリンクでのレースでの事故で両足を切断。その後、WTCCでレースに復帰した後、ハンドサイクルでの活動に専念し、2012年のロンドンパラリンピックではイタリア代表として金メダルを2個、銀メダルを1個獲得している。
しかし、アレックス・ザナルディは、ドライバーとしてインディでのレースを実現したいと語る。アレックス・ザナルディは、アメリカでレースをしていた時代、CARTとインンディカーに分裂によってインディアナポリスでレースをする機会を逃している。「実現できずに不満を言い続ける老人にはなりなくない。チャンスがあるなら、インディ500に是非とも出場したい」とアレックス・ザナルディはコメント。アレックス・ザナルディは、元チームメイトで友人であり、KVレーシングの代表であるジミー・バッサーとインディでのレースについて話をしたと述べた。「友人のジミー・バッサーからドライブのオファーも実際にあった。でも、仕事としてそれを行うことの詳細を話すまでには至っていない」とアレックス・ザナルディーは明かし、“ジミーとの友好を駄目にしたくなかった”ため、オファーを受けることを迷ったと述べた。また、アレックス・ザナルディーは、インディカーでレースをするなら、1997〜1998年にCARTで成功を収めたチップ・ガナッシで走るチャンスがあるときだけだろうと付け加えた。2年前、アレックス・ザナルディは、事故に見舞われたラウジッツリンクでレイナードのCARTマシンを走らせており、インンディカーへの適応は比較的容易だろうと説明した。アレックス・ザナルディは、先週末BMW Z4 GT3でレースに参戦したが、来年のスパ24時間レースへの復帰は、リオ・オリンピックに向けたトレーニングスケジュールと重なるために除外している。アレックス・ザナルディは、シーズン序盤にいくつかレースをする可能性を示唆しつつも「リオは9月上旬だし、トレーニングに完全に集中したい」と述べた。関連:アレックス・ザナルディ
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