今月末に開催される伝統のインディ500で、シボレーの新型コルベットがペースカーに起用されることになった。新型コルベットは、新開発の6.2リッター V8エンジンを搭載。最大出力は450ps、最大トルクは62.2kgmと、先代コルベットの6.2リットルV8エンジンよりも、最大出力で20ps、最大トルクで3.6kgmアップしているが、気筒休止システムを採用して燃費性能は向上。0‐96km/hは加速4秒を記録。先代の4.2秒よりも0.2秒速くなっている。
GMによると、「ZR1」などを除いたコルベットのベースモデルでは歴代最速だとしている。ペースカーに起用される新型コルベットは、ボディカラーがブルーの1台。GMのジム・キャンベル副社長は、「インディ500ペースカーへの起用は、新型コルベットにとって栄誉なこと」と述べた。今年のインディ500は5月26日に開催。佐藤琢磨がポイントリーダーとして挑む。関連:佐藤琢磨、インディカーで日本人初のポイントリーダーに躍り出る