シボレーは、インディカーに新しい規約が導入される2012年からエンジンサプライヤーといてインディカーに復帰することを発表した。インディカーは、2005年にシボレーとトヨタが撤退しからホンダがエンジンを単独供給しているが、シボレーの復活により2012年からマニュファクチャラー争いが復活する。
すでにペンスキーが、エンジンビルダーのイルモアと協力して製造されるシボレーのターボ付V8エンジンを使用することをコミットしている。「2012年からIZODインディカー・シリーズに再びエンジンメーカー競争が始まることに興奮している。シボレーは、レース、テクノロジー、レラバンス、イノベーションに強い情念を持ち込んでおり、我々の新しいマシンプラットフォームに最適だ」とインディカーのランディー・バーナード代表は語る。「シボレーが加わるインディカー・レーシングの将来に興奮している」シボレーは、1986年にペンスキーとともにアメリカのシングルシーターシーンに参入。1993年までチャンプカーにエンジンを供給していた。その後、親会社のGMはオールズモビルのブランドで1997年にインディカー・レーシング・リーグに参戦したが、2002年からはシボレーブランドを再導入した。シボレーのマーケティング副社長クリス・ペリーは、インディカーが同社のモータースポーツ活動にとって理想的なプラットフォームであると述べた。「我々の共同創設者であるルイ・シボレーが1909年に初めてここでレースを行って以来、インディアナポリス・モーター・スピードウェイはメーカーにとって実験場だった」「シボレーとしてのインディカー復帰は、その100年間の自然の成り行きだ。エンジンプログラムが効率的でパワフルであることのショーケースになると同時に、エンジンテクノロジーは、カマロ、新型クルーズやイキノックスのような新しいシボレー車両と並行して進んでいく」関連:インディカー、2012年マシンの概要を発表 - 2010年7月15日