ニコ・ヒュルケンベルグは、2019年にダニエル・リカルドがルノーに加入することを楽しみにしているが、リカルドよりも優れたパフォーマンスを発揮するためには“もうひとつギアを見つける”必要があるかもしれないと認める。ニコ・ヒュルケンベルグは、2018年のドライバーズ選手権でチームメイトのカルロス・サインツよりも16ポイント多い69ポイントを獲得して“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる7位で終了した。
ダニエル・リカルドは、今年8月、5シーズンで7勝を挙げたレッドブル・レーシングを離れて、2019年からルノーに移籍することを発表してF1界を驚かせた。またワークス復帰してから表彰台にすら手が届いてないルノーだが、ダニエル・リカルドは2020年にタイトル争いに返り咲くという目標を共に目指していくとの決意を語っている。ニコ・ヒュルケンベルグは、ダニエル・リカルドのルノー加入によって自身のパフォーマンスをさらに上げなければならないと考えている。「かかってこいという感じだね。僕たち全員が気合いを入れているし、僕は誰も恐れない」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「とてもチャレンジングかもしれないし、もうひとつギアを見つけなければならないかもしれない。でも、何が起こるか見てみよう」ニコ・ヒュルケンベルグは、2018年にチームを組んだカルロス・サインツに感銘を受けたとしつつも、リカルドと比較して自分のパフォーマンスを評価するつもりはないとし、チーム全体の進歩の方がより重要だと語る。「それが常に重要だと思う。外部の人々はチームメイトとの比較を重視するけどね」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「チーム内の人々は、実際に何が起こっているかをよりはっきりと知っている。それは良いことだし、僕は満足している。チーム、クルマを進歩させる方がはるかに重要だ」「カルロスにもっと多くを期待していたと言っているわけではない。彼は素晴らしいドライバーだし、とても競争力があって、とても速い」「彼はルノーにとって、そして、僕たちの開発にとって非常に有益だった。彼も多くの貢献をした。僕たちは本当にチームのために強く協力して働いていたと思う」
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