フォース・インディアは、ニコ・ヒュルケンベルグと2017年末まで契約を2年間延長したことを発表した。2010年にウィリアムズからF1デビューしたニコ・ヒュルケンベルグは、そのシーズン限りでシートを失い、フォース・インディアのリザーブドライバーとしてキャリアをつないだ。2012年にフォース・インディアのレースドライバーに昇格したニコ・ヒュルケンベルグは、2013年にザウバーに移籍したが、2014年から再びフォース・インディアのドライバーを務めている。
また、今年はF1外でも初挑戦のル・マン24時間を制する活躍を見せていた。ニコ・ヒュルケンベルグは、フォース・インディアは“成功に対してハングリー”だと評価し、共に成長し続けたいと述べた。「僕の将来のプランを確定し、発表できてとても嬉しい」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「このチームのことは隅々まで知っているし、居心地がいい。だから、長期契約を結ぶのは完全に理にかなったことだ」「過去2年間のチームの進歩には本当に感動したし、将来についての自信を与えてくれた。素晴らしい人々の集まりで、成功に対してハングリーだし、毎年改善していこうとしている」「重要な結果をだせるべき場所で進んでいると思うし、このチームと共に成長し続け、さらにグリッド前方に上がりたい」 フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マルヤは、世界でも最高レベルに数えられるドライバーであるニコ・ヒュルケンベルグに見合うマシンを届けたいと述べた。「私がニコの大ファンであることは何の秘密でもない。したがって、彼を今後2年の我々のドライバーとして発表できるのは素晴らしいことだ」「彼は我々とほぼ4年間を過ごしており、その時間の中で我々は彼が世界で最高のレーシングドライバーの一人に成長するのを見てきた」「ニコは、スピードとテクニカルな知識を持ちあわせており、今後のシーズンで素晴らしいリザルトを達成できる完成したドライバーだ。彼の才能に見合うだけのマシンを届けるべく、我々にできるすべてを継続していくつもりだ」