ヒスパニア・レーシングは、F1イタリアGP決勝レースでのピットストップ時にピットクルーを負傷させた件で2万ドルの罰金を科せられた。山本左近がピットストップした際、まだリア付近で無線エンジニアが作業を行っていたが、ロリロップがゴーサインを出したため、山本左近は発進。クルーはタイヤとウイングに接触し、地面に投げ出された。この事故により、クルーを搬送するための救急車がピットレーンに搬入された。
ヒスパニア・レーシングの広報は、クルーの意識ははっきりしており、病院に搬送される前には医師と会話していたとしている。またヒスパニア・レーシングのドライバーであるカルン・チャンドックは「無線エンジニアのマルツェルは会話をしており、安定した状態でスキャンを待っている」と述べている。