HRTは、F1シンガポールGPのフリー走行で新しいフロアをテストしている。F1のテールエンダーであるHRTは、シーズン前半戦でマルシャとのギャップを縮めていたが、最近では再び後退していた。「僕たちには今、適切なフロアがある。バルセロナ以降で最も重要なアップグレードだ」とナレイン・カーティヤンはコメント。
「ストリート・サーキットに持ち込んでそれがすぐにうまく機能するかはわからない。かなりバンビーだからね。でも、OKなことを期待している」「マルシャとのギャップを縮められるだろうけど、前に行けるかどうかはわからない。まだクルマを微調整しなければならないので、今回のレースではわからない」「うまく働くようであれば、日本でとてもうまくいくはずだ」ナレイン・カーティケヤンは、新しいフロアがダウンフォースの増加だけでなく、ブレーキング時のクルマの安定性も改善されることを期待している。「全体的なダウンフォースがあればより速く走れる。もちろんドラッグも重要だけど、ブレーキング時の安定性も改善するだろう」「シミュレーションではかなりいい感じだけど、走ってみるまでわからない」「コンマ数秒以上の改善を願っている」ペドロ・デ・ラ・ロサは、フリー走行1回目で新しいフロアをテスト。1回目の走行をマー・チンホワに譲ったナレイン・カーティカンも2回目のフリー走行でテストする。