コリン・コレスが、ヒスパニア・レーシングのチーム代表の職を失うとの報道がなされている。先週末のバレンシアでは、ヒスパニア・レーシングでテクニカルディレクターを務めるジェフ・ウィリスがより高い管理職へ昇格すると噂されていた。同時にBARホンダでジェフ・ウィリスと同僚だったゲイリー・サヴェッジが、上級技術者としてヒスパニア・レーシングと契約間近であると motorsport-total.com は報じた。
ヒスパニア・レーシングには、すでに元BARホンダのジャッキー・エッケラートがいる。GrandPrixActual は、ウィリス/エッケラート/サヴェッジのトリオがまもなくブラックリーにあるメルセデスGP(元ホンダ)の施設で空力プログラムをキックオフし、結果としてコリン・コレスが職を失う可能性があると報道。チームオーナーのホセ・ラモン・カラバンテは、「コリン・コレスはこのチームの誕生を助けてくれたが、私は彼と生涯契約を結んでいるわけではない」とコメント。「同意すれば一緒に続けることになるが、そうならなければ他の人物と進めることになる」だが、ヒスパニア・レーシングは現状ドイツのグレーディンクにあるコリン・コレスのTMEレーシングの施設を事実上の拠点としているため、この報道はヒスパニア・レーシングの基本構造について疑問が残る。
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