ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスは、チームが会費を支払わなかったためにFOTAから追放されたというFOTA側の主張を否定した。ヒスパニア・レーシングの広報は、FOTAが大規模チームを優遇しているため脱退したと述べていたが、FOTAの事務局長シモーネ・ペリロは、チームが10万ユーロ(約1,100万円)の年会費を支払わなかったと説明していた。
コリン・コレスは「その件は、断固として否定する」と Hindustan Times にコメント。「FOTAは、誤解を招くメッセージを広めているが、近日中に訂正されるだろう。しかし、現時点ではこれ以上何も言いたくない」またコリン・コレスは、2012年以降の新しいコンコルド協定の交渉前に、FOTAが行使しようとしている政治的圧力についても言及。「FOTAが、CVCとエクレストン氏に対する唯一の力になろうとしているのは本当だ。しかし、我々は、FOTAの試みを無謀な行為だと感じている」「コンコルド協定のような繊細な問題に対して、我々の独立した力を委ねたくなかった」年間10万ユーロの会費については「FOTAが大規模チームの利益を中心に動いているので、我々は脱退した。会員になるために会費を払ってもメリットはない。我々のメリットにならない会費を支払うよりもその資金をマシンに投資する方がよい」と述べた。
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