ヒスパニア・レーシングが、FOTAから脱退したと The F1 Times が報じている。ヒスパニア・レーシングのスポークスマンは、脱退したのは12月下旬とし、“規模の大きいチームを優先している”とFOTAの政治観を非難した。「我々(ヒスパニア・レーシング)が12月にFOTAを脱退したのは確かです」とスポークスマンは The F1 Times にコメント。
「ヒスパニア・レーシングは、FOTAの今後の活躍を祈っています。しかし、政治的に我々のような小規模なチームには意味がありませんでした」しかし、ヒスパニア・レーシングのFOTA脱退は10万ユーロの会費を払えなかったからだとの噂もある。FOTAは、世界中のF1のイメージを向上させようとしており、競技や技術レギュレーションに変更をもたらすこともある。例えば、2010年は規約上KERSの使用が許可されていたが、FOTA内でKERSの禁止が合意された。変更はFOTAに所属する全チームによって採決されるが、脱退したことでヒスパニア・レーシングはFOTAの変更に従う必要がなくなるということになる。すでにヒスパニア・レーシングのロゴは、FOTAのサイトから削除されている。
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