ホンダは、新型「NSX」北米仕様車の量産第一号車をラインオフし、お客様に納車した。第一号車のオーナーとなったのは、2016年1月に行われたBarrett-Jacksonのチャリティーオークションにおいて、120万USドルでその権利を落札したリック・ヘンドリック氏。落札金額は、米国の2つのチャリティー団体に寄付された。
新型NSXの量産は、専用工場として設立されたオハイオ州メアリズビルの「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター(以下、PMC)」で行われ、北米仕様車を皮切りに、各地域向けの生産も順次始まる。リック・ヘンドリック (新型NSX 第一号車のオーナ)「この素晴らしい新型NSXの第一号車を手にすることと、これを通じてチャリティーに貢献できることは、非常に特別な瞬間であると感じています」クレメント・ズソーザ (PMC NSX生産プロジェクトリーダー)「今日は、我々PMCにとって大きな夢が実現した日であり、このオハイオで30年以上にわたり培ってきた生産技術や知見の集大成となる日です。NSXのデザインや生産においては、熟練したスキルを持つエキスパートたちが集まり、高いクラフトマンシップによる大きなイノベーションを実現しています」ジョン・イケダ (アメリカン・ホンダモーター副社長 アキュラ担当役員)「新型NSXはAcuraのDNAをまさに体現するモデルです。この夢の商品を他のお客様にも早くお届けしたいと思っており、これを契機として今後もさらにAcuraを発展させていきます」