HRD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)の社長エリック・バークマンが、インディカー最終戦ラスベガスでの事故で命を落としたダン・ウェルドン選手に哀悼の意を表した。ダン・ウェルドン選手は、ホンダが2003年にインディカー・シリーズへの参戦を開始した際に、アンドレッティ・グリーン・レーシングの一員としてホンダ・インディV8の開発に携わった。
インディカーのレースには通算134戦出場し、16回の優勝を飾り、トップ10フィニッシュは実に93回を記録。ダン・ウェルドン選手は2005年にインディ500で優勝し、その年にシリーズ・チャンピオンの座まで駆け上がりました。また今年の5月29日に開催されたインディ500で、2度目の優勝を果たしました。エリック・バークマン (HPD社長)「今日はHondaファミリーにとって悲しい日となりました。計ることができないほど大きなものを失ったのです。私たちにとってダンは単なるドライバー以上の存在でした。彼はHondaファミリーの一員でした。しかし、誰よりも、私たちの思いと祈りを彼の家族、スージーと幼い男の子二人に寄せたいと思います。ダンはモータースポーツに対して情熱を持っており、すばらしいパーソナリティーを備え、レース界の人々みんなと友だちでした。彼の才能と献身は、私たち全員に影響を与えていました。彼を今後もずっと忘れることはないでしょう。私たちHondaのファミリー全員が、深い哀悼の意を彼の家族、友人、そして世界中のファンに捧げたいと思います」関連:ダン・ウェルドン、インディカー最終戦の事故で死去
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